「ねぇ…、何日旅行に行くつもりなの?私の着替えだけでアタッシュケース一杯にさせて…。」 華央璃ちゃんが、走らす車の中で訊ねてくる。 「あれは、俺のマンションに持っていくだけだよ。」 と、返事をすると、 「えっ!?ドライブってそれだけ?」 と、気落ちした華央璃ちゃんの声がする。 「いや…、ちょっとした所へ連れて行ってあげるよ…。せっかく、こっちへ来たんだからね。」 と、言いながら車を名古屋高速に進入させた。