私は、 「ありがとう…助かる…。」 と、香織ちゃんの部屋に向かう事にした。 そんな私の背に、 「華央璃ちゃん。」 と、昌磨は呼び止めた後、 「お風呂入りたかったら、用意するよ…。階段とは逆方向の突き当たりにあるから…。シャワーで良かったら、2階の同じ場所がシャワーブースになっているよ…。」 と、話した。