だから、あとはその後押しを自分自身でするだけ。
その日の夜、私は自室で数学の小テストの裏に全部を書き出してみた。
どうして自分が駄目なのか、もう何もかもが嫌だということとか、支離滅裂ながらも文章して紡いでいく。
そうして、藁半紙が真っ黒になっていく。
遺書と呼ぶにはあまりにお粗末で、それでも私にしてみれば、それで十分事足りた。
それをテストの面を表にして四つ折にし(情けなくも、そのテストは50点満点中3点だった)、机の引き出しに入れ、鍵をかけた。
その鍵は、その引き出しのすぐ下の引き出しの奥に押しやる。
これで、明日にでも死ねばいい。
明日でもいいし、明後日でもいい。
命日になる日に、固執はしていないのだから。
その日の夜、私は自室で数学の小テストの裏に全部を書き出してみた。
どうして自分が駄目なのか、もう何もかもが嫌だということとか、支離滅裂ながらも文章して紡いでいく。
そうして、藁半紙が真っ黒になっていく。
遺書と呼ぶにはあまりにお粗末で、それでも私にしてみれば、それで十分事足りた。
それをテストの面を表にして四つ折にし(情けなくも、そのテストは50点満点中3点だった)、机の引き出しに入れ、鍵をかけた。
その鍵は、その引き出しのすぐ下の引き出しの奥に押しやる。
これで、明日にでも死ねばいい。
明日でもいいし、明後日でもいい。
命日になる日に、固執はしていないのだから。



