社長と小悪魔ハニーの年の差婚

「それは、トーマのおかげだよ」


「俺のおかげ?俺は別に何もしてない・・・」


「…冷たいトコ、あるけど。本当のトーマは優しい男だから。私もつい、甘えてしまった」


「・・・」


「その甘えの代償は大きいね…」


麻古は瞳に涙を見せる。


「泣いたら…アイラインが崩れて、パンダになるぞ」


「あ…うん」


俺はデスクに置かれたティッシュBOXを麻古に手渡す。


「少し…鏡…見てこい…」



「うん」
麻古は奥の御手洗に消えていった。


涙なんて、見せられたら…また厄介なコトになるだろっ!?
女の涙は魔法みたいに魔力があるからな…。


俺の方が今の最悪の状況に泣きたい。