一樹君にさわられたより、ずっと心地がよかった。




気持ち悪い、なんて思えない。




優しすぎる愛撫は、あたしを熱くする。




やっぱり、悠希君じゃなくちゃいやだよ。




……埋め合わせ、してもらえてよかった。




「っ…、悠希、君…」



「……愛してる」



「え……あっ…」




今、なんて言った?




愛してる……。




その後、その意味を考えずに、悠希君に抱かれていた。




愛してる、って…早い気がする。




けどね、そんなの嘘で、本当は凄く嬉しかったんだよ。




あたし、悠希君との未来、期待してもいいかな……?