「では、話を進めるが…」


全員を見回して、悟志は口を開く。


「幽霊屋敷の管理人のいる場所が分かった」


「え?」


「マジで?」


「ドコなんだ?」


緊張した面持ちで、全員が悟志の方を見詰める。


そして、今か今かと、悟志が喋るのを待っていた。