「うん、分かった。あたしも、話したい事があるんだけど…」


テレビの画面を一瞥してから、理緒が口を開いた。


しかし、喋りかけたところで、再び流依に遮られた。


『それも、明日、聞くよ。それじゃ、また明日』


そう言って、流依は一方的に通話を終了させた。