諦めないで、幸せを求めて噛ませ犬になろうとも



構えなかったのはその言葉を聞いて。


「本当にすぐに出ていくんだな」


「ボンドを舐めんじゃねえよっ。ありゃあ、案外、俺たちが知らないだけで恐ろしい接着力を持ってんだからな!」


らしく、使いっぱしりのようで気にくわない部分もあるが触るよりはマシかと――ついで。


「分かった、持ってきてやろう。確か、この教室に」


「あ」


ガラッ。
ポスン。


あまりのシュールさに効果音でお伝えしました。


確かこの教室にボンドがあったなと扉を開ければ、トラップ発動。


「……」


「……」


「…………」


「…………」


長い間のあと、ゆっくりと、青い粉まみれになった龍娘先生が振り向く。