諦めないで、幸せを求めて噛ませ犬になろうとも



見れば窓に貼り付く――の次元を越えて、壁にぶつけられたトマトのごとくめり込む勢いで骨がひしゃげた溝出がくっついていた。


ずず……ずず……と窓に貼り付いたまま落ちていく。


勢いよく特攻された窓には傷一つなく綺麗なものだ。


「さすが小岩井さん。防弾ガラスにしましたか」


抜かりない小岩井さんと手帳に書いた渉だったりした。