諦めないで、幸せを求めて噛ませ犬になろうとも



心で助けを求めても渉たちは行ってしまう。


「では、僕たちは失礼しますね」


「ばいばいー」


別れの挨拶もそこそこに、それが溝出にとって死の宣告とも知らずに――



「さあ、食え」



溝出にとっての失楽園への扉が開いた。