諦めないで、幸せを求めて噛ませ犬になろうとも



(俺しか思いつかない巧妙なる策に苦しめよ、冬月ぃ。その弁当にある醤油さしの中身を墨汁に入れ替えただなんてお天道様でも思うめえぇっ。

かけて食べて、苦痛を呑み込むことだな!しかも歯が真っ黒になる二重だめーじだぜぇ。

まあ、安心しな。弁当箱の醤油さしじゃ致死量にはなんねえからな。てめえみてえなクズに加減してやる俺の優しさをありがたく思えやあぁ!)


小賢しく、小癪な、小物的ことしか考えない器の小さい溝出だった。豆知識として、弁当箱に入る醤油さしは『たれびん』と言われる。


(ヒヒ、てめえの醜態を俺は隠れて見届けてやんよぉ。誰も見抜けない罠に引っかかり、俺の手のひらで踊るぴえろとなれや、ザコがあぁ!)