そして20分休み・・・。

「じゃあ行って来て!後で行くから大丈夫!」

「うっ、うん。分かった!」

「頑張れ!」

「ありがと!大沢と大澤。じゃあ行って来るね。」

「どういたしまして。いってらっしゃい。」

スタスタスタ・・・。

「お~、来たか。」

「あっ、梨香の声。」

「待ってたよ。遠野。」

「クスクス。」

「梨々香の声。」

「あと数人女子がいるね。」

「うん。」

「あの2人だけじゃなかったんだ。」

「まったくひどいね。」

「うん。」

ドンッ!

ガタンッ!

「おい!もう泣くのかよ。」

「男子のくせに弱っ!」

ドンッ!

「痛っ!」

蹴られたっぽい・・・。

「助けて・・・。」

「そう言ったって誰も来ないわよ!」

「そ~だよ。あんたなんか・・・。」

「行くか!」

「うん。」

「助けに来るやつ・・・。」

「いるよ、ここに。」