「はぁ───…」

ギシッと軋むベッドにダイブする俺。

アイツが作った料理を床に置いた。

「食えねぇよ…っ」

俺はアイツに最低なことをした。


「翔、ちょっと良い?」

茜さんの声がしたから部屋を開けた。

「っ…」

茜さんの後ろには…宮本。

「何スカ?」

「ちょっと2ヶ月くらい出掛けてくるわね」

「は!?何でだよ!」

「出張でね。じゃあ、ふたりで仲良くしなさいよ。喧嘩しないでよね」

「っ…待てよ!ふたりじゃねぇよっ!本間さんがいんじゃん」

「あぁ────…本間さんはね、ヨーロッパ行ったのよ?」

「…マジかよ…っ」

「だからふたりで仲良くしなさいよ。じゃあ行ってきます!」

最悪な展開になった…。