「雄、今日の放課後…ちょっと良い?」


「……あぁ」


霞が俺を食事に誘うときは大体…恋愛の相談。


俺は霞との関係を崩したくなくて笑顔で相談相手になっていた。


だけどその日の恋愛相談は上手く受けとめられなかった。


「ゆぅ…にだけ教えるね?」


「あぁ…。」

俺らは行きつけの居酒屋に向かい合わせになって話した。


「実は〜〜〜………を好きになったんだ…」