「別に…これくらい…」

「お前な…俺の部屋来い!手当てする!」

「っ…ねぇっ…」

俺は宮本の腕を引っ張り部屋に連れていき、包帯を巻いた。

「っ…痛いよっ…」

「え……。あ、悪ィ…」

「自分でやった方が出来るわ…」


「っ…。」

「でも……。ありがとね」

ッツ───///!?

微笑む宮本。

「いい加減な人って言ってごめんね?ま、いい加減なんだけど♪」

「ははっ…悪かったな…」

「ううん、じゃあしっかり食べてよね?」

「あ…送るよ、部屋まで。」

「ん?大丈夫だよ…カーテンめくったらすぐだもん♪」

「…っ///!待てよ…。」

バッと宮本の腕を掴んだ俺。

「ぇ…何ッ…!?…佐々木!」

あ…俺は何してんだよ…

何故か宮本を抱きしめていた俺。

「悪ィ…っ…」

「やだっ…何で…良い奴だって…思えたのに…バカッ!」