キミとの時間をシェアしよう。

雛菊が、いつもより…。

───…ガタン!


「「ぅ…わっ!?」」

その時、観覧車が大きく揺れた。

俺らは足を滑らせ、座席にそのままダイブした。


「────…痛っ…。ひ…雛菊…?」

「ん…。痛たぁー…。翔?」

「大丈夫か……っ!?」