「…翔?電話…終わった?」

「おっ…おう!」

雛菊が近くに寄ってくる。

「茜さん、なんだって?あ。コレ」

雛菊は自分が持ってたカフェオレを俺に差し出した。

雛菊はもちろん、いちごオレ。

「……茜さん達、明後日に帰ってくるって。」

「へぇ〜〜…あ!掃除しなきゃだねっ?」


「だな。……なぁ」

「ん?何?」

「……嫌じゃねぇの?」

「はい?」

「だから……茜さん達が帰ってくるの嫌じゃね〜の?」

「な…なんで嫌じゃないといけないの?確かに掃除とか大変だけど…っえ!?///」

雛菊が赤いのは俺が抱きしめたから。

「…そうじゃなくてー。」

「…っ///じゃあ、何ッ!?」