「良いじゃん、面白いし…。それとも苦手なのかな?雛菊ちゃんは。」

「なっ…///好きよ、大好きッ!!」


「ふっ…じゃあ入ろ?」

「うっ…。」

俺は乱暴に雛菊の手を取り、引っ張った。

ギギィ────…

「謎の館へ…ようこそ…」

「きゃあぁぁっ!?!?」

「…驚きすぎ。」

「そうですよ……まだまだ…クスクス…」

「っ…う…」

ふーん…

雛菊は極度のビビりだな…。

前に怖いテレビ見てた時に涙目だったし苦手とは思ってたんだけど…まさかここまでとは。

「っ…きゃあぁぁっ!?イヤッ!!」

「うぉっ……///!?」

雛菊…抱きついてきやがったな…