「なっ…に…?」

う…上目使い!!ヤバイ///


「いや…何か変だったから…」

よく見ると雛菊の格好はいつも通りに戻っていた。

「そぉ〜?そんなことなぃよ?」

ん?雛菊の顔……

「顔…。無理矢理こすったか何かしたのか?」

「え゛!?」

「え?」

「や…やだなぁ…そんなことなぃよっ?」

怪しい…。

「部屋、入りますよ〜?」

「あっ!!ちょっと!!ダメッ……あ」

扉からは死角になっていたベッドの上に広がるメイク道具に服。

「な…に…これ?」

「ちょ…っと…ね☆あはははは…」

急いで雑誌を片付けて苦笑いする雛菊。

「誤魔化さないっ!!」

「ひっ……!!」