「ん…ッ…さ…さき?」

「っあ!?…な、何だ…起きたのか」

「ぅん…?ここは……」

眠たそうな目を強く擦る宮本。

「あ、あぁ…!!俺の部屋!!お前キッチンで倒れててさ!!」

「そぅ…なんだ…迷惑だょね?…部屋、戻るから…」

「えっ…!!ちょっ…ちょっと待て」

「ぇ…?っと…佐々木?」

ヤベェェ────!!

手、握っちまった!!

「ぁ…。いや、また倒れられたら困るんだよ…!!」

「え?…そうなんだ?じゃあ早く治すね、バイバイ…」

「あわわわわっ!!待てって!!俺が看病してやってもいいけど?」

うわ───っ!!俺は何様だよ…

「ぇ…えぇ〜…?」

「良いから…寝ろ、バカ///」

ヤベェェ〜…引かせたうえに、怒鳴っちまった…。