「ゲホッ…っ…う」

風邪をひいてしまった。

「っ…頭痛い………ッ」

う…薬…薬、薬は…

あれ?ここ…どこ?

「っ…う…ゲホッ…ゲホッ…」

「はぁっ…っう…」

ガチャ…

だ…誰───…?

「宮本!?おいっ…!!大丈夫かよ!?」


「さ…さき───…?」

う…?熱のせいかしら…?

佐々木が…カッコいい///

「ったく…おい、陽。手伝ってくんね?」

「あぁ───?って、この子って宮本雛菊ちゃん!?可愛いで有名なあの雛菊ちゃん!?」

「まぁ…説明は後でな。部屋行くぞ、宮本。」


「は…はぃ…っウゥ………」

佐々木が何かボヤボヤとしてきたよ…。

声もうっすらとしか聞こえなくなってきたよ…。

「っ…う…」

そしてそのまま目を閉じた。