「ハメられたな?」

俺が苦笑いすると雛菊はそれでもいーよ、と笑った。


「はい、コレどーぞ☆」


「コレ……って…」


シンプルだけど高いシルバーの指輪。


「婚約指輪。よろしくな☆」


ニカッと笑うと回りはニヤついてキスコールをした。



「「「キース!キース!」」」

「じゃあ期待にお応えして…雛菊からまたしてよ?」


「なっ…なんでよ!?//」

「いいじゃん!ホイ!」


目をつぶって雛菊に近づくと一瞬カスった唇。


「えぇ?もっとしろよー…」


「うっさいっ///それで充分なの!」