「か…翔っ…//」


「…返事はすぐじゃなくてもいいからさ。」


「や…っ…ぁ…」


翔は別館の部屋を出ようとした。



「やだ…行かないで…っ」


「雛…菊っ…ン!?」

少し無理矢理だがキスをした。


──離れたくない。


その一心で。