悶々しつつ、母親と待ち合わせているファミレスに入った。


「いらっしゃいませ!お一人様さまですかっ?」

「あ〜いや…待ち合わせで…。あっ!いた…。」

少し奥で手を振っている母親。

ギャルみたいな格好をしている。
38のオバサン。


「なんだよ?イキナリ。」


「凛からおかしなこと聞いたのよ…。」

凛とは姉貴のこと。

「んだよっ?」