「つかさぁ。代わりなら三浦でいんじゃね?」 クラスの誰かがボソッと言った。 「あぁ確かに。良哉より足速いんだろ?三浦でいいじゃん。 」 便乗してまた誰かが言った。 ――――ガラッ その時三浦潤がちょうど教室に入ってきた。 「おい三浦。お前山田の代わりにリレー出ろよ。」 「は?」 ちょ!単刀直入すぎでしょ! 怒りそう‥‥。