いつも優しい良哉だけど今日はいつもにまして優しい‥‥。 あたしが泣いてるから? 「‥‥ありがとう。もう大丈夫。」 「俺なら泣かせないのに。」 「え?何?」 良哉が何か言ったけど小声で上手く聞こえなかった。 「ううん、なんでもない。まぁそのうち分かるかもね。」 「なにそれ(笑)」 良哉はこの学校の男子の中で一番素を見せれる存在。 一緒にいると安心する。 自然に涙も止まってた。