1学期はずっと裁縫の授業で、トートバックを作っていた。 あの日からすっかり水無月と師走と俺3人は仲良くなって、毎回授業で言い合いばかりしていた。 (もう1人は俺らが煩くて違う班で作っていた) 「ちょっと!!今うちが使ってるんだから横入りしないでよ!」 ミシンは1班2つで、1人余る。 「うるせぇ!俺様はまだ一回も縫ってねぇんだ!水無月は完成近いだろ!?譲れ!」 「あんたがちんたらやってるからいけないのよ!どけ!」 「じゃあいいよ、望夢とやるからぁー」 「勝手にやれよ!」