とか言っちゃって。 長月に掴まれた部分に熱が残る。 甘い熱。 (ダメだ、意識しちゃって目が回ってきた…) 心臓が苦しい。 ドキドキしすぎて、なんか血の気が…って………。 (貧血じゃ…ない……か…?) 意識が遠のく。 長月の声も遠くへ聞こえなくなった。 暗闇に私は横たわっていた。 でも体は温かい。 何も見えないけど、何故か頭を撫でられてるような気がする。 安心感がある。 ………と、唇に何か当たった。 甘い熱が伝わる。 なんだろう………。 すると目の前は明るくなった。