「――満足したか、 我が主と芹霞さんの命を奪えて」 冷ややかなその声が―― 「櫂様がそんなに… 弱いはずがなかろう」 よろける銀色を、吹き出る真紅で染め上げる。 「忌まわしい。 過去に縛られたその目など―― …無くなってしまえばいい」 そして―― 床にころりと転がるそれは。 銀色の…1つの眼球。