そうだよな、煌。
お前は、僕達を裏切ってなどいない。
お前は――
戦う為に行ったんだろう?
お前は――
身体を張ったんだろう?
そうしなければならない程の不穏な"何か"を、感じ取ったんだろう?
全ては、櫂との"約束"の為に。
僕とお前だって、付き合いは長いんだ。
お前の心、僕は受け取ろう!!!
「櫂ッッッ!!!
何が何でも…自力で、勝負に勝てッッッ!!!
その為に僕が…皆がいる。
決行するのは、まだ早い!!!!」
そう。
僕達にとって、大切なのは櫂を守ること。
そしてそれは芹霞を守ることに繋がる。
煌の心受け取った僕は、それでも"切り札"を使わせたくないと駄々を捏ねる頑固者だけれど。
頑固なのは…紫堂の血統。
上等だろ?
「諦めるな、櫂。
今から諦めるんじゃないッッッ!!!」
それはかつて――
赤き師匠から言われ続けられた言葉。
僕はその度に、這い上がってきた。
もがいてもがいて、未来を進んできたというのなら。
櫂。
必ず、突破口はあるはずだから。
"諦めるな"
その言葉を、今度はお前へ!!!

