眠気が覚めないまま、家を出てすぐの角を曲がる。 ドン__ 曲がってすぐに何かとぶつかってしまった。 「いったぁ~!」 「…大丈夫?」 恐らくぶつかった人が手を差し伸ばしてくれたので、その手を掴んだ。 「ありがとうございます」 立ち上がり顔を見て驚いた。 えっ・・・・・・ けん・・・ご?