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「・・・・・・ご。・・・・・堅吾」
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さっきのは、幻影・・・・?
「どうしたの?急にボーとしちゃって」
「そんなことねぇよ?」
「そう?で、知ってるの??このクレープ」
「小さい頃女の子に買ってあげたんだ。それと同じクレープ」
「ふ~ん・・・・・」
あの子は一体誰なんだ?
今もこの街にいるのだろうか・・・・・・・
「それは覚えてたの?それともまた夢?」
「どっちだろうね?」
「え~、教えてよ」
「秘密」
「ケチ~」
やっぱり夏蓮は鍵なのかも知れない。
俺の記憶を封じている南京錠を開ける鍵。


