君の「好きや」が聞きたくて



祐は私が視線を戻したのを確認すると


「おっ俺は…俺は…俺はな…」


「さっきから俺しか言ってへんで」


「ちょっうるさい。黙って聞け!!」


「…………」


「俺は…ぉっお前が…」


「……………」


「お前が…すっ…」


「………」


「お前がすっすすす…」


「………」


「あー!!!!言えん!!」


「えぇー!!!!!」

私は思わず叫ぶ


いくら私が鈍感でもさすがに祐が言おうとした言葉はわかる


言えんって雰囲気ぶち壊しやん…


「また今度にするわ…」


私が気づいてないと思ってるのかめちゃくちゃ照れて諦めだす祐


顔がりんごのように赤い祐を見て思わず笑う