君の「好きや」が聞きたくて



「ほんま倉田さんは朋ちゃんの事好きやな~」


と伸吾が感心したように言う


「好きじゃないわぁ」


「だって朋ちゃん吹奏楽部辞めてんのにこうやって誘いに来るって絶対好きやんなっ祐!!」


伸吾は祐に同意を求める


「そうなんちゃう」


と祐はそっけない態度


やっぱり祐は私の事どないでもええんや…
私は思わずシュンとしてしまう


「そうなんちゃうってお前…幼なじみ取られるでっ!!」


と笑いながら祐の肩をバシバシ叩く伸吾


「先輩とコイツがつき合おうが俺にはまったく関係ない。どうぞご勝手にや」


「祐君何スネてんねん♪」


冗談ぽく祐に伸吾が言う


「すねてへんわっ!!付き合ったらええねん!!お似合いやんけ!!」


教室に祐の声が響く