私、桜葉 柚希。

高校1年生の・・・。

「柚希ちゃ~ん!」

「おっはよ~!」

あっ・・・。
秋晴と梓。

自己紹介の途中だったのに・・・。

まあいいや。

この2人は赤坂 秋晴と上島 梓。

秋晴はちょっと軽いけど、優しい男子。

梓はクールで秀才な男子。

2人とも同じクラスなんだ。

「柚希ちゃん。学園祭楽しみだね。」

「うん!」

「柚希ちゃんの仮装楽しみぃ~♪」

「あ~メイドの?可愛いよね♪絶対!」

「うんうん♪」

そうなんだよね。

私のクラスはメイド&執事のカフェをやるんだよね。

「俺の執事も見てよ!」

「俺のも~♪」

「はいはい・・・。」


そして学園祭当日・・・。

「えっ!?メイド+猫耳ですか?」

「うん!そのほうが可愛いよ❤」


本番・・・。

「いらっしゃいませぇ~❤」

がやがや・・・。

「好評だね。」

「うん!良かったぁ~♪」

「ご褒美ちょうだい♪」

「あっ!ずるいぞ、秋晴。俺にもご褒美♪」

「やだぁ~!」

「じゃあ俺が柚希ちゃんにご褒美ね♪」

そう言って秋晴の唇が迫ってくる・・・。

「だめ~!ずるいぞ秋晴!柚希ちゃんの唇を奪おうだなんて100年
早いんだよ!」

「いいじゃん♪」

「ダメ~!」

「もぉ~!2人とも私を物にしないでよ!」

「可愛い~❤猫耳のメイドさん♪」

「もぉ~!」

「わぁ~!」

追いかけっこになってる・・・。

でも・・・。

秋晴と梓といると楽しい♪

「ねぇ。ちょっといいかな?」

「ん?あっはい。」