『貴方は』

私は美人さんを遮って言った

『貴方は、優しい人です。

れおの気持ちまでちゃんと考えられる

人の気持ちを考えられる人に悪い人はいません』



私の目にも美人さんの目にも涙が浮かんでいた


「幸せになってね」

『もちろんです。

れおも幸せにします』