れおは軽く笑った


この顔は昔のままだな



「ありがと、泣き虫なとこも変わんないな」



私の頬には涙が伝っていた



「一つ聞いていいか?」



『うん』


「この10年間に誰かと付き合ったか?」


私は頷いた



『1人だけ…』