あたしはまだ眠たい目を擦りながら、準備をした。 それから夏蓮と待ち合わせをして、買い物したり、ご飯食べたりした。 時計の針が2時を指す頃、もう何処にもいく予定がないので、 「んじゃ恐公(キョウコウ)いくー?」 「そだねー、ここから近いし♪」 恐竜公園――略して恐公だ。 そして、その公園が見えてくると―― 「げっ!!なんかいっぱい人いるし…」 っていっても小さい子とかじゃなく、あたしたちと同じくらいの年の人たちだった。