智也Side



自分で言うのもなんだが、俺は世にいうイケメンらしい。


それに、スポーツだってできるし、勉強だってできるほうだ。


そのせいなのか、女達はみんな、俺の事を見つけると、すぐに騒ぐ。


こっちからしたら、いい迷惑だ。


そんなことを考えているうちに、教室に着いたみたいだ。



「なあ、智也~。教室についたぜ♪」


「ああ。行くか」


「おう!!」



教室に入り、中を見渡すと、美優と目があった。


・・・が、すぐに逸らされた。