『もっしもーし、鷹也でーす』
「…くそ鷹也ぁぁぁあ!!!!いい加減にしろ!!なんだ今のは!?」
『兄ちゃんのことが好きなのは分かったから、とりあえず落ち着いて!!』
「どこをどうやったらそう解釈できんだよ!!ふざけんな!!どういうことだよ、これ!!あたしの性別も忘れちゃったのか!?ついに老化が始まったのか!!?」
『もー、まだ兄ちゃんそんな年じゃないし~、二十代の若者だし~。悪意とかこれっぽっちも……なかったんだよ。あれ、千波って男じゃなかったっけ(笑)』
「(笑)ってなんだよ!?だいたい今の間はなんだ、今の間は!!悪意の塊じゃないかバカヤロー!!鷹也なんかっハゲればいいんだぁ!!」
『ハゲ…とりあえず、銀蘭の理事長は兄ちゃんの知り合いだからな。じゃあまたな!!』
「ちょっ待っ」
プープーと機械音が鳴った
鷹也め、切りやがったな


