って違う違う!可愛くなんか… でも先生の笑顔に見とれてしまった。 「!」 その時、目があってしまった。 その目は少し睨むように見えるくらい 力強いものだった。 だが目線はすぐに外された。 授業が再開され、生徒が カタカナばかりの条約だの会議だのを 黒板を見てノートに写しだす。 先生はその間、クラスを歩き回る。 ノートを覗き込んだり、話しかけたり。 いつものこと…だけど 最近あることに気がついた。