次の日曜。
とうとう。とうとうです。
健先輩のお宅に訪問する事になりました!
それが決まったのは、昨日のこと。
『良かったら、僕の家へおいで』と、お誘いがあったんだ。
私は舞い上がって、思わず晴人に聞いてしまった。
『どっちの下着が良いと思うっ!?』
二種類のセットアップを顔の前に突きつけられた晴人は、思いっきり顔をしかめた。
『知らねぇよ。バカじゃねぇの』
そう言って、ぷいと横を向いてしまった。
『何よぉ、妹の下着で照れないでよ』
『アホか。いつも干してあるんだから、見飽きたわ』
『じゃあ、どっちがいいか答えてよ。もしかしたらもしかするじゃん』
『どっちでも良いだろ。そのもしかがあったら、すぐ脱がされるんだから』
『もう!』
本当に、可愛くない。
乙女心のわからんやつめ。
『お前、もう少し恥じらい持てよ』
『はぁ?持ってるよ』
『嘘だろ、今からやる気満々じゃねぇか』
私は、晴人の頭をばこっと殴った。
気を取り直して気合いを入れて、日曜の朝に家を出た。
教えてもらった通り電車に乗り、健先輩の家の最寄り駅に向かう。
改札を出ると、そこはまあまあ大きな駅で、目の前に喫茶店やコンビニが並んでいた。



