これは、とんでもない小悪魔に惚れてしまったのかもしれない。 歳の事を気にしているくせに、無意識に年下の俺を手の平で転がしている。 不器用な俺をうまく誘導する、歳上の小悪魔。 俺達はキャンプファイヤーの火が見えなくなるまで、ただお互いを、抱きしめあっていた。