「意味わかんねぇ……」
照れくさくてしょうがないので、無理矢理話題を変えた。
「ていうかアンタ、来れないんじゃなかったのか」
そういうメールが来たから、ユキの様子を見に来たのに。
「うん。生徒会の後の予定があったんだけど、なくなったから」
新川先輩はからかうのをやめて、普通に笑う。
「武内くんて、彩ちゃんと親類か何かなの?プールの時いたから、びっくりした」
「へ?あ、まぁ……そんなもん」
「そうなんだ……」
納得したのかしてないのか、目を伏せてしまったのでわからない。
先輩は抱いたユキに視線を落としたまま、小さな声で、話す。
「1年の女の子、皆可愛かったね。さすが彩ちゃんの友達っていう感じで。
皆いい子だけど……ちょっぴり、居心地悪かったの」
「……そんな…ふうに思う事、ないと思うけど」



