「はーい、生徒会長」
「なんだ、翔」
「せっかく男女同数なんだから、シャッフルタイムしましょう」
皆の頭にハテナマークが浮かぶ。
三井先輩の言うことは、たまにわかりにくい。
「だーかーら。男女二人一組で別れて、自由行動しよう」
「へぇ、楽しそう」
「ちょっと、ヒナ!」
三井先輩はヒナの反応に気を良くした。
しかし里美先輩が口を挟む。
「せっかく大勢で来てるんだから、別れる必要なくない?」
そうです、その通りです!
健先輩とならまだしも、三井先輩や晴人とペアになったら最悪だ。
「会長。副会長、真面目すぎんじゃね?」
「そうだな……まぁ、一時間位なら良いんじゃないか?」
「だよな!」
えぇっ!?健先輩、なんてことを……。
やっぱり幼なじみだから気を使うのかな。
振り返ると、晴人の眉間のシワがすごいことになってる。
「しかし、組分けは平等に……ジャンケンだ」
健先輩が言うと、三井先輩が勢いよく立ち上がる。
「よし、グーピーパーで、あった人!!」



