「おはようございます!」
集合場所は、最近できた遊園地の入口。
電車とバスで行ける距離で、夏には大型プールが開放される。
入口で待っていた先輩三人は、私達を見て目を丸くした。
そして、次の瞬間には……健先輩は、球技大会で負けた相手を一瞬にらみ。
里美先輩は、階段で助けてくれた恩人を見て、うつむき。
三井先輩は、あたしの女友達のレベルの高さにうっとりしていた。
「本当にレベルたけー……名前は?おれは三井翔」
「ヒナです♪」
「美奈子です」
「和樹です♪」
「野郎には聞いてねえよ!」
三井先輩がツッコむと、皆が笑った。
問題なのは、晴人だ。そっぽを向いて、黙っている。
ハラハラしていると、健先輩が口を開いた。
「この前は、どうも。キミ、すごかったね」
「……や、先輩の3ポイント決まった時は、本当にダメだと思いましたよ」
「またまた、謙遜して。彩ちゃんの友達なの?」
「いえ、俺は……ただの人数あわせです」



