長月は焦ってラケットを持って次の台に移動して行った。 「!!!!」 やべぇ、長月、もしかして未琴ちゃんを!? なら嬉しすぎる!!!! 思わずにやけていた。 「なににやけてんだよ」 卯月が私の前で冷ややかな目をしていた。 「あっいやっ♪」 ちょっと、やばいわ…! とりあえずニヤつく顔を抑えた。 卯月と久々に話が弾んで、卓球やってる間ずっとアニメの話で盛り上がっていたらあっという間に交代の時間になった。