『復旧の目処はたっていません。しばらくお待ちください。』 アナウンスが流れ、暫し沈黙。 「最悪ね」 うちが呟く。 「人身事故ってどんなんだろ」 椿本が溜め息混じりに言う。 「線路に飛び降りて、ドカーンみたいな?」 「え、マジで?」 千咲と卯月を話させる為に椿本は無理して私に話し掛けてんのかな。 うちは携帯に文字を打って画面を見せた。 『いくら千咲と卯月を2人で話させる為とは言え、無理に私に話さなくていいよ』