母に付き合っていることがバレ… あれ、私達、付き合ってんの…? 「千咲?」 「あっ、いやっ? 出来るだけ早く帰るね」 「デートならゆっくりしていきなさいw」 お母さんはニヤニヤしながら部屋から出て行った。 「ふぅ…なんか不安も募るって感じ……」 お昼を食べて、待ち合わせしているバス停へ足を運んだ。 バス停にはすでに卯月がいて、携帯を引っ切り無しに開け閉めしていた。 (卯月も緊張したりするのかな…)