「本当に好きなら嫌がることはしないはずだし、第一冗談って言われただけでキスしようとするとかただの欲を満たしたいだけだろ」 長月は熱くなっていた。 いつも長月は常に傍観者のように冷たく振る舞うのに、必死に渡井に熱く語っている。 (長月、まだ未琴ちゃんが好きなんだな) 私は核心した。 と、渡井が立ち上がる。 「お前に何がわかんだよ」 逆ギレだ。 てゆーかなんで未琴ちゃんを好きになる男はみんな面倒な奴なんだろう。